【2018.8.23投稿】イラン ギャッベの旅 6日目 遂に憧れのローズモスクへ‼

6日目、イランのシラーズ。

ムハンマドと別れ。ようやくひとりの時間が確保できるようになった私は、この日、2つのプランを持っていた。
先ずは1つ目。
ナシィーロル・モスクへ。
ここは、わたしがギャッベ同様、イランに興味を持ち始めるきっかけとなったモスク。
日本ではローズ(ピンク)モスクという愛称で呼ばれている。
ステンドグラスに指す日光の関係で、早朝が最も素晴らしいとのことだった為、6時に起床し7時にはモスク到着。
が、受付スタッフがまだ出勤しておらず、20分ばかり外で待機。
そこに、のそのそとスタッフが到着。
一番乗りでモスクの内部へ!
しかし、太陽がまだ十分な角度にまで昇りきっておらず、ステンドグラスの光は投影されていなかった。

まだ光が少ししか差し込んでいない。
そこで、最も見頃であろうタイミングが訪れるまで待機し、期が熟した時に再度モスクに入ることにした。
次のタイミングは早すぎても遅すぎてもいけない。久しぶりにこんな焦れったい気持ちになった。

メインモスクの正面

イランは古よりバラの文化

待つこと約60分。
ようやく建物の半分以上に光が差した。

これが、私がずっと生で見たかった光景。
イスラムのアーチ式建築とペルシャ絨毯が敷き詰められた床に、ステンドグラスの光が降り注ぎ、何とも幻想的。
興味を持つまでは砂漠の国?程度の印象に過ぎなかったイランに、
 
「まさかこの様にカラフルな光を放つモスクがあるとは!」
5年ほど前に初めて写真を見たときは相当のギャップであり、
この驚きこそ自分をイランにのめり込ませることになったきっかけである。
今回はカシュガイ族を訪ねる事が目的の旅だった為、「時間があれば~」くらいに思っていたが、このモスクまで見ることが出来、今回は本当に充実した旅であるなぁと感じている。