【2018.8.21投稿】イラン ギャッベの旅 3日目② 吉川さんとサラールとムハンマド

今年(2018年)始め、「カシュガイの遊牧地へ行ってみよう」と考えたわたしは、ネットを検索し、カシュガイを訪れた様子をwebサイトにアップしていた日本人男性、吉川さんの存在を知った。

吉川さんは20代後半。東京で絨毯のWeb販売をしている。

サイトには
「カシュガイを訪れたい人は紹介します!」
とあったので、迷わずメッセージを送った。
すぐに返事を貰い、今回ガイドしてくれたサラールとこれから登場するムハンマドを紹介してくれた。
吉川さんはInstagramにて、カシュガイのムハンマドらと知り合いになり実際に会いに行ったのだそう。
わたしは、紹介して貰ったサラールとムハンマドは互いに繋がりがあるかと思い込んでしまい、ふたりとほぼ同じタイミングで会う約束をしていた。(カシュガイ族というものを比較的小さなコミュニティと勝手に解釈し、恐らく知り合いだろうと勘違いしてしまった。)
しかし旅の少し前、彼ら同士は面識がないことが分かり、急遽二人と別日で日程を調整した次第だった。
という訳で、ここまで2日間ガイドしてくれたサラールと別れ、次はムハンマドと会う為、落ち合う場所までサラールが送ってくれることに。

別々に連絡を取りつづけていた二人のカシュガイが出会った。
・真ん中右手のカラフルシャツがサラール
・真ん中左手の緑シャツ&立派なお髭がムハンマド
ここまでガイドしてくれたサラールは、比較的クールで都会っ子なカシュガイだったが、ムハンマドは恐ろしいほどその正反対。
ここからムハンマドら、ザ・カシュガイマンたちとの濃密な数日間を過ごすことになろうとはこの時は思う術もなかった。